ドンぴしゃり

 開会集会は活水高校・松田布未さんの詩の朗読で始まりました。背景にアメリカ軍が撮影した被爆直後の長崎の様子を上映することとし、原爆資料館所蔵のビデオから詩の朗読に相応しい映像を探すことになりました。原爆投下直後上空から見た火球、城山国民学校倒壊校舎、浦上天主堂、廃墟を歩く永井博士を題材に選んだのですが、時間が定かでないことに気付きました。リハーサルの暇もなく担当の岩永先生にお尋ねすると「2分×3篇、6分以内には終わります」とのこと。6分ちょうどのビデオにまとめました。そして本番。編集の山口さんが「ああ終わる」とつぶやいた瞬間、映像が途切れ、と同時に朗読が終わったのでした。二人して思わずガッツポーズ。NBCの山口さんにはピースボイスの編集でもお世話になりました。

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