市民もビデオで参加

 「ピースボイス」と銘打った市民インタビュービデオを開会と閉会集会で上映しました。市民の参加をどう実現するかという議論の中で、普通の市民もビデオ出演という形で参加してもらおうと出てきた北部下水処理場・上田さんのアイデアです。ところがビデオは長崎市民の核問題への意識レベルを示す結果にもなりました。10月9日長崎駅前でのインタビュー内容は必ずしも優等生的回答ばかりではなく、核抑止力論に囚われている方も多く見られました。それらを比率的にも生のまま編集し集会への期待を語っていただいたのですが、「長崎の恥さらしだ」などの批判が寄せられる一方、「これが一般市民の声、だからこそNGO会議を開く意味があるのでは」との声も寄せられました。市民の意識が集会後どのように変化していくのか、本当の評価はこれからです。

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