長崎アピール採択の不手際

 閉会集会での長崎アピール採択は少し混乱しました。梅林副委員長が議長役となり会場からの意見を聞き、文案修正については起草委員代表に一任を取り付ける形に収まりました。起草委員の中からも異論が出たのは、前夜の論議が不十分だったのでしょうか。しかし、もっと深刻だったのは、アピール文案が会場内に提案の直前まで配布されていなかったことです。11月11日の実行委員会後の記者会見では確かに採択後の記者発表にこだわっていたのですが、参加者も見ていないのでは採択さえできないと、閉会集会開始後配布するはずでした。ところが、梅林「皆さんのお手元に届いていると思いますが・・・」、会場「届いていませ〜ん」、慌ててアピール文が配布されたのです。配布OKを出す責任者を確認していなかったための手違いでした。

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