平和運動20年目の私的記念碑

 1981年8月、国民平和大行進に参加し多良見町から市民会館まで歩きました。真夏の行進で身体はくたくたでしたが、毎年このようにして平和を守ってきた人々がいたことを知り、大きな驚きを覚えました。終結集会で私は、この年生まれた長女に「今の平和が永遠に続くよう」"永(はるか)"と名付けたことを紹介し、平和のために行動したいと発言しました。翌年第2回国連軍縮特別総会に向けた「長崎・広島・東京平和リレー」では鎌田ゼミの学生など3人の若者に歩いてもらい、沿道の募金で内1名をニューヨークに送り込みました。1983年ギリシャからオリンピックの聖火を受け取り、「長崎を最後の被爆地とする誓いの火」として灯し続けてきました。あの夏の日から20年。歴史的大事業に参画する機会を得た幸運に感謝します。

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