これが私たちが今回乗船した「長崎上海号」。見かけは地味だが内装は豪華。上海国際埠頭で撮影。
船内を見学する機会がありました。上左の中程にいる方がこの船の日本人責任者。海図では揚子江河口付近を航行中なのですが、陸地が見えません。レーダーはやや旧式でしょうか。4、3、2階が旅客甲板、1階甲板はコンテナ積み込み専用ですがガランとしています。かつての上海航路の栄光はまだ戻ってはいない現実に直面させられました。
チャイナドレスの女性は宋美佐さん。フェリー専属の歌手兼エレクトーン奏者で、イギリスにオペラ留学していた経験があります。夕食時に出演した折、記念撮影させてもらいました。
衛星放送の受信設備は有りませんが、ワイドテレビでのビデオが放映されており、昼は麻雀、夜はバー、カラオケ、カジノが楽しめます。その他免税店も営業しています。
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そして見逃せないのは洋上の眺めでしょう。左は、往路1日目の夕景、とにかく言葉に尽くしがたいものがありました。また、時折島影が見えますが右の写真は五島列島のはずれ、釣りファンの憧れの地、男女群島です。